コーヒーを抽出するときに適した水はあるのか？最適な水を用意する方法８選を紹介します
どーも、コーヒー大好きIndoです。
今回は、「水」に注目していきます。
「コーヒーに適した水はあるのかなー？」といった疑問に、お答えしていきたいと思います。
みなさんの「水選び」の参考になれば幸いです。
- コーヒーに含まれる水の量は？
- コーヒーを抽出するのに向いている水はどんな水？
- コーヒー抽出に向いている水を用意するためにはどんな装置が必要？
- コーヒーを抽出するときに適した水はあるのか？
コーヒーに含まれる水の量は？
コーヒーは飲料のため、そのほとんどが水分です。
ドリップコーヒーのうち、水は約98.5%を占めている、と言われています。
そのため、コーヒーにとって、水は重要な要素の一つです。
ちなみに、人間は成人で約60%。
いい水は人体にとって非常に重要といわれているため、90％以上も水であるコーヒーは、水がどれほど重要かお判りいただけると思います。
コーヒーを抽出するのに向いている水はどんな水？
コーヒーの水選びで重要なことは、以下の2つです。
- 硬度（軟水、硬水と言われるもの）
- 塩素の有無
これが重要な理由は、米国スペシャリティコーヒー協会（SCAA）で定めている、コーヒー用の「完璧な水」のガイドラインの要素に、塩素と硬度につながるカルシウム濃度の目標値が書かれているからです。
硬度
水の硬度は、水1リットル当たりにマグネシウムとカルシウムが何mg含まれているかを示しています。WHO（世界保健機関）の基準では、硬度120mg/L以下が軟水、120mg/L以上が硬水とされています。
このマグネシウム、カルシウムがどうコーヒーの風味に影響するかですが、
水の硬度が高くなると、硬水中のカルシウムイオンなどが、コーヒーのうまみ成分とくっついてしまい、本来の風味が出ない物質に変化してしまうためだと考えられます。
ちなみに、日本の水道水は軟水が多い、といわれていますが、クリタ分析センターの調査では、日本にも硬水の地域があることが示されています。
図の黄色以上の都市は、硬水に近いです。
こうしてみると、関東圏や九州に多いため、そのような地域の方は、適切に取り除くことで、よりおいしいコーヒーが抽出できることが期待できます。
写真の引用元：https://www.kuritac.co.jp/column/map.html
塩素の有無
水道水は「カルキ臭い」です。
これは、残留塩素が原因です。
せっかくのコーヒーのいい香りが、カルキ臭いというのは嫌ですよね。
今は、幸いにも塩素系成分を除去してくれる浄水器がたくさんあります。
コーヒーのみならず、普段の料理やお茶などにも浄水は活躍しますので、浄水器は必須だと思っています。
コーヒー抽出に向いている水はどんな水？
以上から、Indoが考える、コーヒーに適した水は、塩素やミネラルを除去した水です。
軟水の地域では、塩素系を除去すれば、コーヒーに適した水になります。
硬水の地域では、市販の水はもちろん、ミネラル分を除去できるウォーターサーバーもあるため、それらがおすすめです。
コーヒー抽出に向いている水を用意するためにはどんな装置が必要？
ここからは、具体的に、「どうやってコーヒーに向いている水を手に入れればいいの？」と思っている方に、おすすめの浄水装置を紹介します！
軟水地域の方は、「塩素成分」を取り除けばコーヒー抽出に適した水になります。
そのため、選択肢は多いです。
硬水地域の方でも、ミネラル分も除去できる機能が付いたウォーターサーバーがあります。
地域別のおすすめとして、それぞれのタイトルの横に、軟水、硬水と文字を入れています。
蛇口への取り付けタイプの浄水器
手軽に取り付けられて、すぐに塩素除去が可能なため、一番手軽でおすすめ。
デメリットとしては、カートリッジ交換を忘れると、段々と機能が低下していく点で、自分で定期的に購入し取り替える必要があります。
（軟水）クリンスイ 浄水器 蛇口 直結型 CSPシリーズ 液晶機能付きモデル CSP901-WT
リンク
（軟水）東レ トレビーノ 浄水器 蛇口 直結型 (高水圧/高除去/13項目クリア/30%節水) 日本製 MK206SMX カセッティシリーズ
リンク
ちなみに、Indoは、クリンスイを使用しています。
これは、買おうと思って訪れたホームセンターで一番最初に目に入った浄水器がこれだったからという、単純な理由です。笑
小型で浄水タイプのウォーターサーバー
電気ポットみたいな小型のウォーターサーバーがあり、こちらで、水道水を浄水に変えることができます。
これのメリットは、お湯をポットで沸かす必要がなく、ワンタッチですぐに使えます。
また、フィルターが定期的に届くため、フィルター交換を忘れずにできます。
デメリットは、タンクサイズが小さいため、水切れを起こしやすいことです。
（軟水）定額制の浄水ウォーターサーバー every frecious 「mini（ミニ）」
こちらは、グットデザイン賞を受賞したサーバーのため、おしゃれでインテリアになじみます。
価格：月額3,300円
（初期費用、カートリッジ費用、メンテナンス費すべて無料！）
（軟水、硬水）楽水ウォーターサーバー Purest（ピュレスト） 卓上タイプ
水道直結式のため、タンクへの補充は考える必要がありません。
また、唯一、温水が95℃まで設定できます。
例えば、浅煎りの香り高いコーヒーを高い温度で抽出したいときに、95℃のお湯は重宝します。
さらに、フィルターの設定をRO膜に設定することで、ミネラル分も除去できるため、硬水地域の方にもおすすめ！
価格：月額3,278円（通常）、月額4,378円（RO膜設定の場合）
（カートリッジ交換、サーバートラブル時の代替発送無料）
水道水を浄水させておいしいお水をつくる！［楽水ウォーターサーバー］ 
据え置き型のウォーターサーバー
いろいろなところで見かける、据え置き型のウォーターサーバーにも、「水道水から作る」タイプのものがあります。
大型のため、場所は取りますが、それ以上にタンクが大きいため、大量に水を使用する場所や交換頻度を少なくしたい！という場合におすすめです。
もちろん、浄水カートリッジは定期的に届くため、忘れずに交換できます。
（軟水）Locca リフィルサーバー
据え置き型のウォーターサーバーで、一度に大量の水を注水できます。
価格：月額3,146円
（サーバーレンタル料、カートリッジ、配送料無料）
（軟水）AQUA STYLE（アクアスタイル）
水道直結式のため、注水は必要ありません。
価格：月額3,608円
（配送・設置までの基本費用無料、フィルターの無償交換）
Kirara Water（キララウォーター）
水道直結式。
小型タイプと据え置き型がある。
※現在は1都4県限定（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県の一部）で、順次拡大予定（21/6/1現在）
困ったら、ミネラルウォーター
いろいろありすぎて、困った！となったら、一番簡単な方法は、ミネラルウォーターを買って、それを使うことです。
間違いなくコーヒーに適した水です。
リンク
コーヒーを抽出するときに適した水はあるのか？
今回は、「水」に着目しました。
コーヒーに適した水は、塩素やミネラルを除去した水です。
日本では、浄水器にかけ塩素を抜いた水道水で十分コーヒーに適した水を用意することができます。
水を変えて、コーヒーの風味が驚くほど変わることを体験してみてください。
素敵なコーヒーライフを。
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